麒麟の翼(特別書き下ろし)東野圭吾原作 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

麒麟の翼(特別書き下ろし)東野圭吾原作

麒麟の翼 東野圭吾原作

東野圭吾作家生活25周年特別刊行

加賀恭一郎シリーズ最高傑作「麒麟の翼」

麒麟の翼 (特別書き下ろし)

原作:東野圭吾

出版:講談社(ハードカバー)325ページ

発売:2011/3/3




「麒麟の翼」

東野圭吾作家生活25周年特別刊行、第1弾

ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。

大切な人を守りたい、それだけだった。

誰も信じなくても、自分だけは信じよう――加賀恭一郎シリーズ最高傑作、書き下ろし!

寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。

大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。


レビュー1

大人気「加賀恭一郎シリーズ」の第9弾「麒麟の翼」。

前作『新参者』に続き、日本橋署編です。

東野圭吾らしいシンプルで読みやすい文章、さりげない描写や会話の中にある伏線、そして親子愛などが充分に描かれている。

さらに、『新参者』と同様、日本橋近辺の文化や街並みなどを巧みにストーリーに組み込むあたりは流石の一言。

また、『新参者』や『赤い指』を読んでいれば、それらと関連する内容が多々登場するので、どちらかの作品が好きな方には強くお勧めしたい。

ただ、唯一の減点ポイントとしては、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っているわりには、事件の真相部分で驚愕の展開があったかというと、他作品と比較するに、そこまででは無かったと思う。

ちなみに、本の中に入っていたチラシによると、2011年は「作家生活25周年記念」ということで本作を第1弾として、第2弾=『真夏の方程式』(ガリレオシリーズ)6月6日発売予定 第3弾=『マスカレード・ホテル』(待望のニュー・ヒーロー誕生とのこと・・)9月9月発売予定 などが刊行されるようです。

楽しみです。


レビュー2

江戸橋の地下道で胸をナイフで刺された被害者はフラフラと日本橋まで歩き、中央にある麒麟の装飾柱に覆いかぶさるように倒れた。

冒頭のこの描写で「人間の正明」(森村誠一)に似てなくもないなと思ったが、東野圭吾がどう料理するかお手並み拝見といったところだ。

また重要容疑者が派遣切りに遭ったのは秋葉原通り魔事件にヒントを得ているなと思ったが、これもどう展開させるか見物だなと思った。

切り口によっては社会派に成り得るのだがそれは東野圭吾の流儀ではない。

本書「麒麟の翼」は本格推理にこだわった意欲作で、この重要容疑者が犯人なのかと中盤まで引っ張るのだが、賢明な読者は当然他に居ると推察する。

被害者は何故、フラフラになりながら麒麟の翼の装飾柱まで歩いたのか。

そこには主人公の刑事加賀恭一郎もそうだが、親と子の他人には判らない深い絆というか、そういう内面の様相が加味されて、味わい深いストーリーに仕上がってゆくのだ。



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