容疑者Xの献身 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

容疑者Xの献身 東野圭吾原作 文庫本

容疑者Xの献身 東野圭吾原作 文庫本 直木賞受賞作

天才物理学者VS天才数学者 ガリレオシリーズ初の長篇

容疑者Xの献身 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:文藝春秋(文庫本)394ページ

発売:2008/8/5




「容疑者Xの献身」

数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。

彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。

だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。

ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作


レビュー1

東野圭吾の人気作品、探偵ガリレオ・シリーズは、これまでに、短編集が三つ、長編作が二つ出版されている。

このうち短編集は、科学的トリックやオカルトをテーマに置いたユニークさは評価できるものの、その真相は、ときにマニアック過ぎたり、拍子抜けするほど見掛け倒しに終わってしまっていたりで、率直にいって、その試みは、成功しているとはいい難い。

最新の長編作「聖女の救済」も、出来としては、今一つパッとしない。

そんな中にあって、シリーズ中の最高傑作というだけでなく、東野圭吾の全作品の中でも、最高傑作の一つといっても過言ではない図抜けた作品が、この「容疑者Xの献身」だ。

この作品「容疑者Xの献身」の見どころは、何といっても、凄まじいとしかいいようがないトリックの真相と、その結果、明らかとなる、凄まじいまでの純愛だろう。

この作品「容疑者Xの献身」は、天才物理学者ガリレオと、ガリレオの同級生、天才数学者石神による頭脳勝負という、いかにも読者の興味をそそらずにはおれない設定で進められていくのだが、全ての真相が明らかになってみると、その設定が伊達ではなかったと納得できるのだ。

石神の仕掛けたトリックは、2人の間で交わされる数学の難問、「人に解けない問題を作るのと、その問題を解くのとでは、どちらが難しいか」を地で行った、非常によく練り込まれた緻密なものであり、読者の想定レベルを超えた凄まじいものなのだ。

「人は、これほどまでに人を愛することができるのだろうか」、「これほど凄まじい愛情が、この世に存在するのだろうか」とまで考えさせられてしまうこの作品「容疑者Xの献身」の壮絶なラストを読んでしまうと、科学的トリックやオカルティックな謎をテーマに据えた短編集が、底の浅い陳腐なものに思えてしまう。

この作品「容疑者Xの献身」は、東野圭吾が、ミステリーと人間ドラマを高いレベルで融合させることができる彼の原点に立ち返って、探偵ガリレオ・シリーズの新境地を切り開いた素晴らしい作品だと思う。


レビュー2

文章に引き込まれ、一気に読み切ってしまいました。

一言で言い表せば「傑作」です。

これほどまでに完成された作品には、なかなか出会うことが出来ないのではないでしょうか。

まだ事件の始まる前の日常を表している描写、事件が起こってからも繰り返される毎朝の光景の描写。

これらの、何気ない当たり前の光景や、その中にある書かれていない変化ですら物語の結末に収束していく様は、まさに圧巻でした。

驚愕のラストはその予想だにしなかったトリックだけではなく、犯人の純粋な思いゆえに、悲しく、切なく、心にとても重く印象に残ります。

この本「容疑者Xの献身」に出会えた事を良かったと思わせてくれる、それ程の傑作です。



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