秘密 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

秘密 東野圭吾原作 文庫本

秘密 東野圭吾原作 文庫本

映画やドラマの「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった東野圭吾原作「秘密」がついに文庫化。

秘密 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:文藝春秋(文庫本)452ページ

発売:2001/05




「秘密」

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。

妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。

その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。

映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、東野圭吾原作「秘密」がついに文庫化。


レビュー1

母が読んで「良いよ」と言っていたので、以前から気になっていた一冊、「秘密」。

ドラマを見て俳優にハマリ、本屋で「秘密」を見かけて立ち読み。

最後あたりの文章に琴線をかき鳴らされ、金欠気味にも関わらず衝動買い。

某ミステリー作家の、短い文をさくさく並べる文体に慣れてしまったせいか、最初は「何か冗長な文章だなあ…」と思いましたが、読み進む内に全く気にならなくなりました。

病院の長い待ち時間で全部読みきってしまい、待合室で号泣する怪しい人に;

                           

東野圭吾氏の本を読むのはこれが二冊目ですが、「秘密」はちょっと現実離れした設定でも、書くのはやっぱり「人間」なんだなあ、と思いました。

有り得ない設定でも、こんな状況に置かれたら、人はきっとこう反応するだろうな、と思わせてくれます。

その描写はあくまでリアルで、骨太です。

そしてやっぱり一番印象に残るのは、最後の描写。

話にどっぷり浸っていた心が、ここで一気に持っていかれます。

結構泣き虫な私ですが、やはり良いものは良い。

泣けるもんは泣けるのです(開き直り)

ドラマの「秘密」も良かったけど、話の締めくくりは原作の「秘密」の圧勝でした。

カテゴリーとしてはミステリーに入りますが、連続殺人犯がどうの、とか、犯人を追い詰めるカタルシス、みたいなのはこの話とは無縁です。

描かれているのはあくまで個々の人間。

弱くて、優しくて、悲しくて、愛しい存在です。

ミステリーがお好きでない方も、純粋に読み物として楽しめるかも。

良かったです。

「秘密」星五つ。


レビュー2

娘の体に、妻の心が・・・という設定、まずありえないんだけど、そこから生じる不安、嫉妬、子供への愛情、夫婦愛、など痛いくらいに考えさせてくれるのだから、一度読み出すと止まらない。

こう考えると、絶妙なリアリティを作り出せる設定に筆力が備わった見事な完成度の小説「秘密」だと言わざるを得ない。

ひとつ難点を言えば、主人公の一人称のため、直子は何を思い、行動したのかがあまり伝わらなかったことだろう。

そのため、直子の行動に疑問を感じてしまうのだ。

ただ、この小説「秘密」に正解は無い。

主人公の行動がが正解なのか、直子の行動が正解なのか、そこには意味が無いと思っている。

あくまで小説「秘密」の中での正解を出したまでだ。

読んだ後、それは正しいのか?

自分ならどうするのか?

を考えること。

そこに意味があると思う。



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