さまよう刃 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

さまよう刃 東野圭吾原作 文庫本

さまよう刃 東野圭吾原作 文庫本

自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?

東野圭吾の問題作「さまよう刃」

さまよう刃 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:角川グループパブリッシング(文庫本)499ページ

発売:2008/5/24




「さまよう刃」

自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。

花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。

謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。

犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。

正義とは何か。

誰が犯人を裁くのか。

世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。

重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編「さまよう刃」。


レビュー1

最愛の人をこんなかたちで奪われたら、私ならどうするか。

そう思いながら一気に読みました。

恐ろしかった。

哀しかった。

犯人には同情する余地は全くありません。

誰かを大切に思うという心が無いからです。

そして、娘を奪われた父親の気持ちは、わかりすぎて痛いです。

私も2人の娘の親だから。

たとえ子どもがいなくても、結婚していなくても、1人でも大切だと思える人がいる人ならば、同じだと思います。

現実には復讐することは出来ないでしょう。

犯人の人権は守られているし、情報は遺族には伝えられないことの方が多いのだから。

だから、せめて小説の中だけでも・・・と思っていたのですが。

殺人に関しては少年法を適用しない、ということは、日本では無理なのでしょうか。

このままならば、小説「さまよう刃」が現実にいつなってもおかしくないと思ってしまいました。


レビュー2

手紙」とはまったく逆の立場が描かれた作品「さまよう刃」。

最近よく問題になってる未成年者の犯罪、被害者に対するマスコミの取材体制、そんなもろもろの問題点を追及した作品「さまよう刃」。

読者のほとんどは長峰に感情移入してしまうことは、間違いないような気がする。

「復讐」なんてやってはいけないことだとはわかっていても自分がその立場に立たされても、同じことを言えるかどうか。

この「復讐」が成功することを祈らずにはいられないそんな感覚。

そして、事件を追う警官達の心理もうまく書かれているなぁ…とも思った。

「警察は市民を守っているわけじゃない。警察が守ろうとするのは法律のほうだ。」

この台詞がすべてを物語ってるような気がした。

物語としての結末はなんとなく予想のつくものだったけれど普通に終わらないのが東野圭吾作品。

最後の最後で唸らされてしまいました。

これはさすがに予想つかなかったなぁ…。



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