使命と魂のリミット 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

使命と魂のリミット 東野圭吾原作 文庫本

東野圭吾原作 使命と魂のリミット

心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。

その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う!

東野圭吾、大傑作長編サスペンス「使命と魂のリミット」

使命と魂のリミット 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:角川書店(文庫本)452ページ

発売:2010/2/25




「使命と魂のリミット」

心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。

その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う!

大傑作長編サスペンス「使命と魂のリミット」。

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。

「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。

しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。

西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。

あの日、手術室で何があったのか?

今日、何が起こるのか?

大病院を前代未聞の危機が襲う。


レビュー1

総合病院に「これまでの医療ミスを全て公表せよ」という脅迫状が届く。

後半はタイトル通り、息つく暇の無い医師達と犯人の戦いが描かれる。

感動の人間ドラマと緊迫のオペの様子を見事に融合させた、傑作医療サスペンス。

伏線の散りばめ方が良い意味で分かりやすく、記憶に残る。

後半で少しずつ回収されていく様は、非常に気持ち良かった。

読書後の清清しさは格別。

「使命と魂のリミット」は、我が東野圭吾ランキングにてトップ3に入った。


レビュー2

今年50歳になった東野圭吾は幅広い作風によって多くのファンを獲得している。

東野圭吾による「医学サスペンス」というのは、私自身最初はピンとこなかった。

しかしタイトルが心を揺さぶる。

心臓血管外科の研修医である氷室夕紀が主人公=ヒロインだが、彼女の父親の口癖である「人間は生まれながらにして使命を与えられている」(105頁等)というのが本書「使命と魂のリミット」を貫く主題だ。

本書「使命と魂のリミット」を「医学サスペンス」と書いたが、帝都大学病院で生じるさまざまな事件が1つの事件(いや復讐)に結実してゆくというシナリオであり、「使命」が鍵概念である以上、単なる医療のあり方のみを問うた作品では決してない。

そうした意味でも本書「使命と魂のリミット」は緊迫感に富み、私にはなかなかの好作品であった。

医学の知識には全く縁遠いゆえ、医学や手術のまつわる専門用語を織り交ぜた内容がどの程度の正確なものであるのかはわからない。

しかしそのこと自体は大した意味を有していないと私は思う。

医者は人間であって神様ではないのであり、本書「使命と魂のリミット」は基本的には帝都大学病院を舞台にしているとはいえ、やはり醍醐味はそこで繰り広げられる熱い「人間ドラマ」であると思うからだ。

自分の父親の手術に全力を尽くしたのか否か、そのことを自分の目で確認すべくその執刀医(西園教授)のもとで研修生活を送る夕紀。

最後の「運命」のオペに立ち会った彼女は心から確信し、こう告げる。

「あたし、先生のような医者になりたいと思います。尊敬します」(376頁)と。

最後は執刀医を自分の父親としても素直に受け容れる。

本書「使命と魂のリミット」の内容は詳述できないが、一気に読み通させる、決して後悔のない作品と断言できる。

東野圭吾は大学で電気工学を学んだエンジニア。

その知識が本書「使命と魂のリミット」でも遺憾なく活用されている。

彼にこうした作風の作品を書く能力があることを知っただけでも私には大きな衝撃があった。

読了後、私はあらためて自分自答する。

「自分の使命とは何であるのか」と。



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