変身 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

変身 東野圭吾原作 文庫本

東野圭吾原作「変身」文庫本

東野圭吾が脳移植手術の副作用を描く「変身」

変身 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:講談社(文庫本)382ページ

発売:1994/6/6




変身

世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!

脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。

平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。

そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。

それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。

自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。


レビュー1

徐々に「自分」が「他人」になっていく純一の苦悩・悲しみ・苛立ち等に胸が締め付けられる思いでした。

そして、徐々に変わっていく彼を見守るしかできない恵にも涙してしまいます。

この作品「変身」の素晴らしい所は脳移植により直ぐに他人に変わってしまうのではなく、徐々に他人に支配されていくというところにあると思います。

その過程が残酷なまでに生々しく描写されていました。

この作品「変身」はなるべく時間を掛けて読みたかったのですが、読まないようにしても3日で読みきってしまいました。

それ程、読み始めると止まらない作品「変身」です。

ラスト付近で純一が恵に自分の想いを伝える一言で、私の涙腺は崩壊しました。

非常に面白い(語弊が生まれるかな?)作品「変身」でした。

是非。


レビュー2

今まで自分が無意識の内に別の人格に変貌する話はあったかと思うが、この作品「変身」のように意識がはっきりとした状態で他人の人格にゆっくり移行していく話は無かったのでは無いだろうか。

生体への脳移植は、実例(成功例?)が無い中空想の域を脱しないとは思うが、生々しい描写により現実に起こっているような錯覚に陥ってしまった。

最愛の人が愛せない、好きだった絵が書けない、他人を見下す(殺意を抱く)など、考えただけでも恐ろしく、脳の神秘性に不気味さすら感じてしまったのは私だけでは無いかと思う。

人間の脳に興味がある方は是非読んで見て欲しい作品「変身」である。

一つ理解できないのは、橘直子が身の危険を感じながらも、身を呈しても調査し続けたのは脳医学探求の為なのか別の理由もあるのかという事である。

それだけ、脳は学者に取っても神秘的な存在なのだろう。



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