怪笑小説 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

怪笑小説 東野圭吾原作 文庫本

東野圭吾原作「怪笑小説」

年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ"にハマリ、乏しい財産を使いはたす「おっかけバアさん」をはじめ、「超たぬき理論」「動物家族」など、東野圭吾による多彩な味つけの9編

怪笑小説 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:集英社(文庫本)288ページ

発売:1998/8/20




「怪笑小説」

年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.

ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!

多彩な味つけの東野圭吾傑作短篇集。


レビュー1

この短編集で僕が一番気に入ったのは「あるジーサンに線香を」だ。

言うまでもなく元ネタはダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」で、そのパロディだ。

あるジーサンが手術を受けて、どんどん若返っていく。

その過程を本家のアルジャーノンと同様、日記形式で語っていくのだ。

そして本家と同様、また元のジーサンに戻って行く。

その過程がたまらなくおかしい。

元ネタの「アルジャーノンに花束を」を読んでから読む事をオススメする。

その他、「超たぬき理論」の馬鹿馬鹿しさも最高に面白い。

東野圭吾は本当に引き出しの多い作家だ。


レビュー2

おもわず、うふふ。。とほくそえんでしまう短編小説集です。

巨人の星のパロディー版のような一徹おやじがおもしろかった。

最後のオチが最高です。

(これを読んで思い出したことは、私の友人のこと。彼女は巨人の星のテーマソングの中で、”思い込んだら、試練の道を。。。”のところで、アニメ映像で飛馬がテニスコートとか整備するときにつかう鉄の丸いやつ(リヤカーみたいに引くものがついているあれです)を、一徹おやじに叱咤激励されて引っ張っているのをみて、あー、この鉄のまるいものは”コンダラ”(重いコンダラ?)っていうんだと20年間疑わなかったそうです。)

あと、ちょっと切ないのはアルジャーノンに花束を張りの、”あるじいさんに線香を”。

おかしいながらもちょっと泣けるお話です。

最初の”鬱積電車”はオチは別にして、本当に電車の中って、あんなふうに心の中で各自が考えていそうで興味深かった。



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