おれは非情勤 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

おれは非情勤 東野圭吾原作 文庫本

東野圭吾原作「おれは非情勤」文庫本単行本DVD

推理作家をめざして修業中のおれは、小学校の非常勤講師。

派遣される学校では必ず怪事件が!

“ハードボイルド非情勤”と子供たちを主人公にした異色ミステリー。

おれは非情勤 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:集英社(文庫本)272ページ

発売:2003/5/20




「おれは非情勤」

ミステリ作家をめざす「おれ」は、小学校の非常勤講師。

下町の学校に赴任して2日目、体育館で女性教諭の死体が発見された。

傍らには謎のダイイングメッセージが!

一方、受け持ちのクラスにはいじめの気配がある…。

盗難、自殺、脅迫、はては毒殺未遂!? まで、行く先々の学校で起こる怪事件。

見事な推理を展開するクールな非常勤講師の活躍を描く異色ミステリ。

他にジュブナイルの短篇2篇を収録。


レビュー1

本書「おれは非情勤」は、学習研究社の学習雑誌「5年の学習」と「6年の学習」に97年から99年にかけて掲載された『おれは非情勤』を大幅に加筆、修正をしたものと「学習・科学 5年の読み物特集(下)」(94年1月)と「学習・科学 6年の読み物特集(上)」に掲載された『放火魔をさがせ』『幽霊からの電話』を1冊にまとめたジュブナイル(少年・少女向けの本)である。

内容は、普段は推理小説の執筆をしているという非常勤教師が行く先々の学校で事件に巻き込まれるが、クールかつ見事に解決するというもの。

たかがジュブナイルと思っていると痛い目にあうかもしれない。

小学生ならではの自由な発想を踏まえた上での謎解きなので意外に難しいかも‥‥。

とても「白夜行」を書いた東野圭吾とは思えない。

またしても東野圭吾の懐の深さを垣間見た気がする。

「見よ! いや、読め! 東野圭吾の才能を!」と言いたくなるくらい、このジュブナイルは秀作である。

大人の方にも、もちろん一読していただきたいジュブナイルである。

最後に、本書「おれは非情勤」の学習雑誌への掲載がPTAで問題になったという。

いじめ等の描写があるからだそうだ。

きちんと最後まで読めばそんなことにはならないはずである。

大人たちの文章読解力の方に問題があるのでは?


レビュー2

タイトルに気づきましたか? 非常勤ではなく非情勤。

まさに主人公の俺を言い当てる最たるものでした。

非情と言うほどでもないのですが、「おれ」はかなりのドライな人間。

へんに良識人間ぶった存在より、はるかに魅力的。

冷たいようで、ある意味、「おれ」が一番子供たちを一人の人間としてみていることがいい感じ。

○八先生も良いですが、今の世の中、こういった教師のほうが、まともな人間が育つのではないかと思いました。

現実の教師というものに、一物もっている東野圭吾さんの、強烈な皮肉小説。

水が合えば楽しめる作品「おれは非情勤」でしょう。

またオマケ小説が2本。

こっちは一転して子供が主役の話。

なかなかよい出来で面白いですよ。

教師ともども、東野圭吾さんは子供をへんに美化しないところがいいですね。



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