秘密 東野圭吾原作 単行本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

秘密 東野圭吾原作 単行本

東野圭吾原作「秘密」単行本

究極の謎。

妻と娘を失った男におきた奇跡とは。

東野圭吾、長篇ミステリー

秘密 東野圭吾原作 単行本

原作:東野圭吾

出版:文藝春秋(単行本)415ページ

発売:1998/09




「秘密」

妻と小学生の娘が事故に。

妻の葬儀の夜、意識を取戻した娘の体に宿っていたのは死んだ筈の妻だった。

切なさ溢れる東野圭吾長篇ミステリー。


レビュー1

最初は、何か微妙な設定だな…と思って読んでいました。

以前「三日間の奇跡」という本を読んだことがあり、それにかぶりました。

だけど、中盤の平介のどんどん高校生活になじんでいく直子に対する嫉妬など私には痛いほど共感できました。

やりすぎ感もありましたが、自分と同じ時を歩いていたはずの直子が、一人どんどん夢や希望をもっていくのはつらいだろうなと思いました。

まして、自分は体は娘であるがゆえに抱けない直子を思い恋愛もできない。

なのに直子は異性との交流がある。

平介の気持ちを考えると胸が痛くなりました。

そして、ラスト…本当に脱力感です。

これじゃいくらなんでも平介がかわいそうすぎます。

これを読み終えた今もなお胸の奥につっかえるような苦しさ、切なさがある本でした。


レビュー2

文体は大変読みやすく、ありふれた日常が一転して崩壊するといった、まるで「小説」のようなイントロに引き込まれ、あっという間に読むことができました。

しかし、最後まで読み終えたとき、「これで良かったんだ」という思いと、「もっと違う結末があったのでは」という思いが幾度も交差して読了後、数日間モヤモヤした気持ちに体が包まれていました。

私は男なので、どちらかといえば「男目線」、すなわち本作品「秘密」の主人公の杉田平介に感情移入しつつ、作品を読み進めていきました。

妻・直子を愛するがゆえの悩みや葛藤が繰り返され、あまりの切なさに思わず本を閉じてしまうことも。

色々と考えてみますと

・平介は妻・直子を愛している(事実)

・だが、娘の体となった妻を抱くことはできない(葛藤)

・妻が生きている以上、他の女性への想いや肉体関係は封印しなければいけない(苦悩)

・一方、妻は娘の体を手に入れて第2の若き人生を満喫(嫉妬)

・自分は、今後ただ老いるのみ(焦燥)

など、「直子を愛している」からこそ、悩んだり犯罪まがいの行動をしたりしてしまうのでしょう。

それがまた、とても理解・納得できるから切ないのです。

最後の最後になって、ようやく小説のタイトル「秘密」の本当の意味を知ることができるこの作品、読了後に色々と考えさせられるのではないかと思います。

一読してみてはいかがでしょうか。



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