浪花少年探偵団 東野圭吾原作 文庫本 - 東野圭吾 おすすめ 推理小説 ランキング 文庫本 単行本 DVD

浪花少年探偵団 東野圭吾原作 文庫本

東野圭吾原作「浪花少年探偵団」文庫本

美人で独身、バイタリティあふれるしのぶセンセと子供達が2人の刑事と一緒に大阪を舞台に大活躍!

明るくユーモラスでちょっと切ない物語―「浪花少年探偵団」。

乱歩賞作家東野圭吾の痛快推理

浪花少年探偵団 東野圭吾原作 文庫本

原作:東野圭吾

出版:講談社(文庫本)306ページ

発売:1991/11/5




「浪花少年探偵団」

竹内しのぶ、25歳、独身、短大卒。

大阪大路小学校6年5組担任の教師。

ちょっと見は丸顔の美人だが、口も早いし手も早い。

そのしのぶセンセのクラスの福島の父親が殺された。

事件解決のためにしのぶセンセと教え子探偵団が大活躍。

エリートの本間と刑事の新藤もしのぶをめぐって恋のさや当て大捜査戦「浪花少年探偵団」。


レビュー1

正直いって、推理なんてどうでもいい。(あ、もちろん事件の方も面白いんですよ。)

それよりなにより、しのぶセンセと悪がきたち、大阪府警の万年ヒラ刑事コンビが織り成すドタバタコメディーは、笑いあり、涙ありでとにかく飽きない。

事件をきっかけに新藤刑事がしのぶセンセにほれてしまうが、センセが見合いをしたことで、恋ガタキがあらわれ、こちらの恋の行方も気なるところ。

とはいえ、今の段階では新藤刑事が一方的にほれてるようですが。

なにはともあれ、関西弁というのは不思議なものですね。

少々きついことを言ってもきつく聞こえない。

この物語「浪花少年探偵団」を標準語で書いたら、味も素っ気もないでしょうね。

関西弁にしか出せないおもしろさがあふれています。

「浪花少年探偵団」の続編『しのぶセンセにさよなら』もおすすめです。


レビュー2

主人公は小学校の教師。

悪ガキ達をなんとかまとめて指導しながら日々を送っている。

そんな彼女の周りに次々と事件が起こる。

彼女は持ち前の行動力と推理で事件を解決に導く。

刑事の助けも借りながら。…と言っても、全然本格ミステリーなどではない。

舞台は大阪。当然関西弁で物語は進行していき、ユーモアも交えられている。

私は関西人だが、大阪府大出身の知人がいるので、南海高野線中もず駅などというローカルな地名が出てきたときは親しみを覚えた。

大阪の雰囲気もよく出ている。

さすがに著者は大阪出身だけあって、大阪人や街の様子もよく描けている。

ただ、気になるのは登場人物の使う関西弁。

関西らしさを出そうとしているのは分かるのだが、現代人なら使わないような言い回しがある。

たとえば、「しょうむない(つまらない)」という言葉。

正しくはしょう「も」ないである。

また、「ほんまでっせ」という言い方。

こんな言い回しは年寄りかお笑い芸人でなければ使わない。

特に最近の若者は、標準語に近付いており、アクセントだけが関西弁というように変わってきている。

この小説のコンセプトは、著者の地元である大阪を舞台に、笑いを取り入れた赤川次郎のようなユーモア・ミステリーを書こうとしているのだと思われる。

その試みは、関西人の私から見ても見事に成功している。

もう少し、ユーモアの要素が強くてもいいだろうという感じはするが。

なかなか楽しめる作品「浪花少年探偵団」ではある。



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